top of page

セミナー及び研修のご紹介

 

コストエンジニアを育成する

 

弊社では、原価意識の向上を図り、経営活動と原価の関係を理解し、企業の利益管理に役立つ人材育成を図るためのセミナー、研修をご提案いたしております。

 

将来のコストエンジニアを育成するためにピンではなく、画鋲のような知識、つまり経営活動全体を広く知りながら、コストという専門的な分野を深く知る人材育成を心がけています。

 

以下にいくつかの研修例の一部をご紹介いたします。

 

 

   エンジニアが知っておかねばならない
      原価管理入門スクール

現在、通信教育とスクーリングを実施しています。

 
狙い 
エンジニアには、採算性の高い製品の開発・設計が要求されています。具体的には、新製品の開発のときに目標原価を設定し、その達成を求めることです。
その一方で会社は、エンジニアに「原価とは何か」をしっかりと教育しているでしょうか。また、コストダウンを進めるための支援体制づくりを推進しているでしょうか。
エンジニアには、「原価計算は、よくわからない。」、「原価管理は、難しい用語が多い。」、「何に注意をすればよいのかわからない。」など原価への理解不足、原価という言葉への抵抗感を持っている方も多いようです。
本セミナーグでは、エンジニアに向けた財務会計と管理会計の違いや、原価計算と実務で用いる原価の求め方の違いとその考え方、製品の採算性を高めるためのコストダウンのしかたについて解説します。


対象  設計、生産技術部門などで原価算出に携わる方

カリキュラム
  <理論>

1.原価管理の目的とは
 1-1.なぜ、原価管理が必要か
 1-2.財務諸表と原価の関係
 1-3.原価を求めるための基礎知識
 1-4.原価管理のための費用の性質

 

2.財務諸表のための原価計算
 2-1 原価の定義
 2-2 原価計算のしくみ
 2-3 各原価要素の求め方

 

3.計画のための原価見積
 3-1 原価見積とは
 3-2 原価見積のしかた
 3-3 材料費の計算
 3-4 加工費の計算
  演習 原価を求めてみよう

 

4. 原価管理の進め方
 4-1 原価管理に必要なコスト基準
 4-2 2つの原価管理
 4-3 原価統制(コストコントロール)の考え方と着眼点
 <差額の解析>
 4-4 原価低減(コストダウン)の考え方と着眼点

 4-5 原価企画と目標原価

5.意思決定のための原価の求め方
 5-1 変動費と固定費の考え方
 5-2 変動費と固定費の区分の仕方
 5-3 損益分岐点の考え方、求め方

 5-4 損益分岐点の活用の仕方

6.環境経営とコストダウン
 5-1 環境経営と会計の役割
 5-2 工場ゼロエミッション活動の動向
 5-3 マテリアルフローコスト会計(MFCA)とは

 5-4 マテリアルフローコスト会計によるコストダウン

 5-5 設備投資の判断

セミナー・研修のご案内

8、9月に予定されているセミナー

 

1.値上げを防ぐ!「見積書の読み解き方」と「価格交渉の進め方」

日 時  2023年8月3日(木) 10:00~17:00

主 催  日刊工業新聞社

会 場  ライブ配信セミナー(Webセミナー)

2.部材費高騰!小ロット生産品に効く【スピード見積もり(簡易見積もり)法】

日 時  2023年9月19日(月) 10:00~17:00

主 催  日刊工業新聞社

会 場  ライブ配信セミナー(Webセミナー)

3..図面から加工コストを見積もるポイントとコストダウンの着眼点

日 時  2023年9月21日(木) 10:00~17:00

主 催  テックデザイン

会 場  Webセミナー(Zoom配信)

今後企画中のセミナーについて

今後、セミナーとして以下の企画を進めています。

1.「見積書の読み解き方」と「価格交渉の進め方」

8月のセミナーに予定されていますが、見積書の金額を見て、高い安いの議論

をしても、コストダウンにはつながりにくいものです。見積もりの明細を知ることに

よって、コストダウンのポイントを見つけやすくなります。

見積書の取り方、評価(査定)、価格交渉などの仕方などについて解説します。

2.図面から加工コストを見積もる【演習あり】)トレーニング

機械加工品や板金加工品について、図面をもとに工順を設定するところから、

各設備機械での加工の詳細工程とその加工個所の手順を含めた作業の内容、

その加工時間(工数)を演習で解説します。

加工の詳細工程ごとに加工時間を知ることは、コストダウンを進めるためにどの

加工工程に多くの費用を発生させているかを知ることになり、形状や寸法、公差

などによるコストの変化(コスト・シミュレーション)やコストダウンのポイントになり

ます。

(3023年9月~)

3.現場改善力の高め方とコストダウンの進め方

量産品は海外生産が中心になり、国内の工場では少量生産品が中心になっています。これは、生産数量が多いことによる改善効果(コストダウン)が大きいことです。ただ、生産活動の国内回帰が進んでいる中、国内工場の改善活動の重要性が高まっています。

工場での基本的な工程改善、作業改善の進め方とコストダウンについて解説します。このとき改善技術(管理技術)とともに加工技術の知識も必要になります。

演習によって、この管理技術と加工技術の重要性を理解していただきます。

また、省力化機器やロボットの活用についても、採算性の視点から解説します。

図面からコストを見積もる力(例)

 

 
狙い

本セミナーでは、設計者や購買担当者の方々に対して、コストの見積り(材料費、加工費)ができるように解説します。
図面からコストを見積もる力をつけることができれば、コストダウンのための着眼点を理解できるようになります。
この結果、採算性の高い製品を作り上げていくことができるようになるのです。


対象  製品の開発・設計をする若手の設計担当の方

     加工品の調達する購買担当の方


カリキュラム

1.製品コストを考える
 1.1 利益獲得のしくみ
 1.2 第3の利益
 1.3 原価管理の起点になる見積原価
 1.4 取引に必要な見積書の意味

2.コスト見積のすすめ方
 2.1 いろいろなコスト見積方法 
 2.2 見積り方法のフロー 
 2.3 見積に必要な知識

3.見積に必要な要素とその計算方法(演習を含む)
 3.1 材料費の求め方
 3.2 加工費率の求め方
 3.3 所要時間(加工時間)の求め方
 3.4 諸経費の求め方
 3.5 見積事例

4.調達品のコストダウン
 4.1 加工品のコストダウンのすすめ方
 4.2 差額解析のすすめ方
 4.3 購入品のコストダウンのすすめ方
  a.仕様書にある条件
  b.購入先の情報とは
 4.4 会社方針を反映させる

5.開発購買のすすめ方
 5.1 目標原価の推進
 5.2 製品開発における支援のしかた

設計者向け 「コスト見積り養成講座」(例)

 

 
狙い

生産管理は、古くからのテーマであり、時代の変遷とともに課題の重点が変わり、今もなお様々な課題解決が試みられている。しかし、その基本は、顧客サービスの向上を図りながら、在庫の低減、生産性を高めることです。 本セミナーでは、これら3つの成果を達成するための生産管理活動の基本について、大切になるポイントや考え方について解説をします。

対象  製品の開発・設計の業務を担当されている方
     生産技術の業務を担当されている方


カリキュラム

0.設計現場でこんな失敗していませんか?
 0.1 材料を安易に決定してコストアップ
 0.2 机上の計算で設計して何度も手戻り
 0.3 実験や実機テストをせず作ってみてから大トラブル

1.コストを単純に積算していませんか?本来「見積書」とは
 1.1 目標コストと見積りの関係 -計画原価の必要性-
 1.2 コスト見積りと原価計算の違い -本来あるべき姿で考える-
 1.3 コスト見積りでの算出方法 -材料費、加工費で求める-

2.コスト見積の「正しい」進め方
 2.1 見積りに必要な情報 -ものづくりに必要な情報-
 2.2 見積りの手順 -ものづくりの手順を理解する-

3.「正しい」コスト見積り方法のあらまし
 3.1 目標コスト展開法 -設計段階でのコストの求め方-
 3.2 コスト積み上げ法 -生産段階でのコストの求め方-
 3.3 原価管理のためのコストの求め方

4.設計段階でのコスト見積の活かし方
 4.1 図面-コストの整理 -仕様レベルのコスト見積-
 4.2 機能-方式図の作成 -Assyレベルのコスト見積-

5. コストダウンの着眼点
 5.1 共通化の検討 -効果のあるコストダウン法-
 5.2 3S(標準化、単純化、専門化)の検討 -設計標準を考える-
 5.3 コストパラメータの作成 -コスト変動要因をまとめる-

bottom of page